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原価5円の紐が5000円で売れる、付加価値をつける方法

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商品がなかなか売れない
契約が決まらない
利益率が低い商売をしている

この悩みはないですか?

これを抜け出す方法が、商品に付加価値をつけることです。

いかにして僕が商品に付加価値をつけてきたか、一つの例を取り上げて今回はご紹介します。

利益率99.9%の商売がなぜできたのか?

お伝えさせて頂きます。

5円のヒモが5000円に?

これは何の話かと言うと、僕がヒッチハイクで日本一周している時に、旅の資金を稼ぐためにしていた話です。

所持金ゼロで旅をスタートして、日本一周するためには北海道と沖縄に行く必要がありました。

その交通費を捻出するために、初日にドライバーさんに恵んでもらったお金でひもを買いました。

その紐を編んでミサンガを作って、せてくれたドライバーさんに売ることにしました。

特に値段を決めていませんでしたが、安くて500円、平均で1000円、高い方で5000円のお金を払ってくれました。

全員ではないですが、6-7割くらいの方が買ってくれました。

合計で48000円ぐらいの売上になりました。

なぜ、売れた?

ヒッチハイクで乗せてもらった上に、ミサンガまで買ってもらう。

普通に考えたら、2回もお世話になるわけで、ずうずうしく感じる話です。

これをする上である職業を参考にしました。

それが、キャバクラです。

普通の居酒屋よりも高い値段で、お酒のお代を請求しても喜んで払ってもらえる。

なぜかそれができるのか?

を考えた時に、お客さんの話を聞いてお客さんを喜ばせているからだ、と考えました。

世の中には話をしたい人、認められたい人、褒められたい人がたくさんいますが、話を聞いてくれる人、心から褒めてくれる人がとても少ないのが現状です。

みんな話を聞いて欲しくて、聞いてくれる人を求めている、

それを参考に僕も、ドライバーさんの話をしっかり聞いて、喜んでもらうと決めました。

その結果、原価5円のミサンガが5000円で売れたのです。

相手の心に貯金する

原価よりも高い値段で商品を買ってもらうには、商品自体の品質も大切ですが、サービスという形で付加価値を乗せることができると、この経験から学びました。

ヒッチハイク中は相手の心に貯金するつもりで、相手を喜ばせることに集中して話を聞いていました。

その結果、相手の心に貯金したお金をミサンガの代金という形で引き出すことができたのだと僕は思っています。

普段自分が何かを得ること(take)ばかり気にしていませんか?

それよりも、相手に与えること(give)を意識して過ごすことが大切です。

相手に与えることが自然になってくると、相手の心に貯金が積み上がって、いつでもそれが引き出せるようになります。

それが契約や、単価アップという形になって現れるのです。

是非普段から相手の心に貯金する、という感覚を大切に過ごしてみてください